ガラスペン買いました!

以前から、ずっと買おう、買おうと思っていたガラスペンを、Amazonで購入しました!

インクは以前から何色か持っているので、それを使用すれば特に必要ない…というか、使い慣れてから、新たにインクを買う方向で、まずはペンだけを買い求めました!!

昔からありましたよね

私が中学生のころ、駅前にあった6階建ての百貨店(今はありません)の2階だったか、3階だったかに、文房具や学校別の参考書などを扱う地元で一番大きな本屋さんが同友されていて、そこは画材なんかも豊富で、子供心にときめくお店でした。

勿論、その頃は、各家庭にパソコンなんてありませんし、インターネットもスマホどころか、携帯電話もありません。ポケベルもまだなかった頃だと思います。

今みたいに、種類を知らなくても調べれば何でも見れる…なんて恵まれた時代ではなかったので、そのお店にぶら下がっているカタログを見るのが、夢のように楽しかったのを覚えています。

私は、当時(中学生時代)は好きな漫画のキャラクターのイラストを模写するのが好きで、イラストを描いては着色(色鉛筆)して楽しんでましたが、高校に入ってから、友人のお姉さんの影響で、自分で漫画を描いてみたいと思うようになってました。

そのお姉さん経由で、駅前の画材屋さん(当時は2店舗ありました)とこの百貨店の本屋さんの文具・画材コーナーを学校帰りに覗き(今思うと冷やかしレベルですね…)に行くのが、唯一の楽しみでした。

高校生のお小遣いでも購入できたのは、墨汁と木製ペン軸とペン先でした。

色んなカラーインクのカタログを観ながら、墨汁を買うのは切なかったですが、それはそれで満足でした。
ただ、そのカタログには、万年筆(絶対買えない…)やガラスペンなども載っていて、カラーインクほど身近に欲しいと思える品物ではなかった分、純粋に見て楽しんでいたのを思い出します。

ガラスって事は、割れるんだよね…同じ値段で買うのなら、万年筆の方がいいな〜。でも見た目はとても綺麗だな〜ってのが第一印象でしたね。

インテリアコーディネーターや設計士になりたかった頃

短大で「デザイン科」を専攻し、「プロダクトデザイン」か「インテリアデザイン」かを決めるとき、ちょうど出向で講師をしていた「インテリアデザイン科」の先生が、地元の設計事務所の社長さんで、デザインの勉強より製図の勉強を教えてもらえると聞き、私は迷わず「インテリアデザイン」を選択しました。

当時、まだMacintoshは出始めで、パソコンもWindowsではなく、DOS-V版。図面は製図板のような大きな台状のパネルに専用マウスでポイントを指定して図面を作成していくようなCADの使い方講習や、AdobeのIllustrator3で、ミリ単位に寸法が狂う長方形や丸型のパーツを組み合わせて描く練習などがパソコン作業の講義でした。
※ちなみに、この頃、Photoshopはβ版が出たばかりで、まだ製品にはなっていませんでした💦

あとは、材料学やデザイン史などの座学、そして専攻科目の基本は、すべて手描きで製図する授業でした。

なので、この頃、私が欲しかったのは、ガラスペンでも万年筆でもなく、ロットリングと烏口と、コピックマーカーでした。パースを描くのが好きだったんですよ。後は、模型作りや塗装が好きでした!

ロットリングは高額で、インクも放置するとすぐに固まって、ペン先が詰まって書けなくなってしまうので1本だけ購入しましたが、その後は諦めてしまいました。

今はほとんどデジタルの時代になりましたが…

結局、設計事務所に就職したものの、CADオペレーター止まり(苦笑)建築士の資格は取りませんでした。
仕事に行きながら、自己学習ってのは不可能に近く、でも設計士の資格学校は入学金が恐ろしく高額で諦めました。

反対に、CAD関係の資格を取得した記憶があります。あれらは更新形式の資格なので、私は更新せずにいたので、そのまま資格は無効になってますが…。仕事にしないのなら、更新料を納めるのも無駄かな…と。

そして学生の頃は、一番苦手だったAdobeソフトを活用する職種に今は就いています。

ただやはり、基本がアナログ時代の人間です。デジタルよりもアナログで絵を描いたり、文字を書いたりするのは、未だに好きです。

最近になって…

とにかく、ここ数年ですが、妙に万年筆が買いたいな…という衝動が定期的にやってきます。

で、最近、特に真剣に買おうと思っていたのは、台湾の文具メーカー『TWSBI(ツイスビー)』の吸入式の万年筆。お手頃に購入することも出来るし、吸入式なのでお手入れも簡単そうだな…と、時間が出来るとついついAmazonで眺めてました。

で、万年筆で検索すると、必ずその中に「ガラスペン」が引っかかってくるようになって、ついつい「ガラスペン」もチェックするようになりました。

そうしたら、ちょうど、Amazon祭りか何だったのか…よく分かっていませんが、販売価格の半額近い値段で期間限定価格として掲載されていたのが、写真のペンでした。

特に華美な装飾が施されているわけでも、名のある作家さんの作品でもなく、一般的なガラスペンでしたが、マリンブルーの軸の色も好みでしたし、使ってみるという分には丁度いいかな…とポチリました!

私の大好きな絵描きYouTuberさんで、色んな画材で絵を描く動画を投稿されている方がいらっしゃるのですが、その方が描かれているガラスペンでのイラストが本当に美しくて、カラーインクの使い方も勉強になる動画なんです。

いつか、あんな風に思ったとおりに描けるように、せっかく購入したのですから、頑張って練習したいと思います!